金子由紀子「お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし」で紹介されていたので読み始めた小説。
1巻を読み始めたらはまってしまって、つい最新刊まで読んでしまいました。

金融情報誌のジャーナリスト、レベッカ(ベッキー)の波乱万丈借金人生物語。
毎月クレジットカードの限度額ギリギリまで使ってお買い物三昧。
最初読んだときは絶句しましたね。こんな人種がいるのかと(笑)
何でこんなに後先考えずにバンバンお買い物できるのか超疑問でした。

1巻は運命の巻。
自由きままにお金を使いまくって周りに迷惑をかけまくるベッキーの巻。
6巻になってもあまり変わってないなー。

自分のしたアドバイスで仲のいいお隣が損しちゃうっていやだよね。
それまで良好だった関係が一瞬で消え去るかもしれないし。
隣人のために記事を書いて、その結果とんとん拍子でいい方向に転がっていくベッキーに
「情けは人の為ならず」ってことわざを思い出しました。

1巻のルーク、近寄りがたいイケメンだったよなー。
思わせぶりな態度とられてカチンと来るのも分かる気がする。
あのエレベーターから降りたあとの「おじゃべりするか、なにかしない?」って台詞使い道ありそう。
機会があったら使ってみたい。

そういえば、あのヘルシンキ銀行からのメールは何が書いてあるんだろう。
予想はつくけど、読めない言語だったから気になって仕方ない。

2巻はベッキーの人生の中で一番落差の激しい出来事なんじゃないかなー。
テレビで売れっ子コメンテーター、恋人はPR会社の社長から一転、
無職、恋人なし、借金アリですからね。

でも、こういうときに支えてくれる友人たちがいるのがベッキー。
何とか乗り切ろうと持ち物全部売っちゃうんだからびっくり。
デニー&ジョージのスカーフまで売っちゃってどうなると思いましたが(*´ω`*)ポッ
そこはもう読んでくださいとしか言えない。とりあえずイケメンいいな!

3巻はエリナーとルークの巻。この巻が一番面白かった。
バーニーズで生き生きと仕事するベッキーが可愛かった。
顧客相談係ってベッキーの天職だと思うなー。

この巻もトラブルだらけだったけど、結婚式ダブルブッキングするって予想外ですよね。
それだけでもすごいのに解決方法も予想外。
飛行機チャーターするとは誰も思わんというか太っ腹すぎるわ!

4巻はスーズーと大きなケンカの巻。
作中2人がケンカするのは6巻とこの巻だけ。基本仲良し。
ジェスってお姉さんが出来て興奮のあまり暴走するベッキーが面白かったなー。

あと1年(正しくは10ヶ月)も新婚旅行していいなーって思った。
そうして帰ってみればルークが仕事人間に戻っちゃうんだからベッキーも悲しがるよね。

5巻はあのTシャツがすごいクール。いけ好かない赤毛女(笑)
イケメンで今まで色々あっただろうに女の嫉妬に鈍感なルークに笑った。

病院での偽つわり騒動のときに「ペネロペとオデュッセウス」の話が出てようやく分かるルーク。
レベッカはそんなに物知りな子じゃないからね。それでぴんと来たんでしょう。

その後、ルークが珍しくのろけた場面で私はきゅん死しましたよ!
ベッキーと結婚した理由と好きなところを真面目に語るルークとか!
マジにやにやした。

6巻のエリナー可哀想ですよね。
それまでにしてきたことを思えば自業自得かもしれませんが。
でも、最大の功労者なのにその存在すら明らかにされないのは悲しいなぁ。

あと余計なこと言った親父マジ空気読めって思ったことぐらいしか覚えてない。

終始トラブルメーカーのベッキーですが、いいところも沢山。
ベッキーは基本的に素直。人助けするのにもためらいがない。
そのおかげで結果最悪の事態だけは免れてるし、人に助けてもらえてる気がします。

彼女の武器は人脈と行動力かな。欠点は嘘を取り繕うためにまた嘘をつくところ。
そこと借金癖さえ治せばどうにかなると思うんだけどなー。

それにしてもルークはやばい。
イケメンで社長で有能で、それでいて床上手とかどこのハーレクイン小説や(笑)!
うらやましけしからんぜ。

他の友人たちも個性あふれる面々で、私はとくにダニーが好き。
自分勝手だけど何だかんだ友達思いで憎めないんですよね。

一人称小説だからかのめりこんで、共感しつつ、えーと思いつつ楽しめました。
映画も借りてみてみようと思います。
早く次巻でないかなー。